格ゲーにおける「簡単なキャラ」「強キャラ」とは何か?
1 技に関して
2 読み合いの回数からみて
3 キャラ対策の話
4 安定行動とテンプレ行動、拒否の話
1,
格ゲーにおいて簡単なキャラとは、「死に技」がなく、全ての技が機能してかつ一つ一つの技の性質がすぐに分かるようなキャラのことを指すと僕は思っております。簡単なキャラ=強キャラの図式になるのが基本的だと思います。操作性や難しいコンボがない等だけの理由で挙げるならば弱キャラにも該当し得えますが。
「死に技」って何?→例えば、判定が極めて弱かったり、隙が大きい、機能する箇所が限定的等が挙げられます。例えば、スマブラの場合ですとヨッシーのゴロゴロ卵、シモリヒの鎖ぐるぐる、対飛び道具キャラじゃないロゼのキャプチャー等が挙げられます。有名な技である波動拳もまた遠くから撃てば無料だけどガードされるだけ。近くで撃たないと意味はないがセビ等でリスクをつけられるので撃たなくなると技一つない状態となる訳です。状況に応じても死に技になるのもある訳です。強キャラとはこの死に技があらゆる状況下でもないに等しいキャラなのです。全ての技が機能する。これが条件です。
技が分かりやすい→例えば、ベヨやクラの空後、メルミナ遠野志貴の溜めJCや一迅などです。明らかにその技が強く、安易ながらもとりあえず振っておけばいいという事が理解できるものとなります。そこから少々発展させてどういったところでどの様に振れば活かせやすいのか分かりやすいのも特徴の一つです。例えば、クラの空後なら崖上がりジャンプやライン回復のためのSJに置いておく、ガードに対して振るようにみせかけるジャンプをしつつも本命は回り込み開始を狩るためのSJ空後など。
操作性・コンボが難しくない
コンボが超火力ではあるが再現性が低く安定しないキャラや操作性がとても悪いキャラ、所謂、理論値キャラではないということ。
難しいコンボは必要なく安定した一つのものができれば十分。操作も誰が使っても扱えるのがベスト。目押しとかもない方がいい。ファントムブレイカーのリムやメルブラの有間都古などが挙げられる。BBTagのルビーとかね。
2,
読み合いの回数について。読み合いは必ずしも良いものではありません。読み合いをする時点でどれほど多く有利であろうとも負ける可能性が僅かながらにあるからです。デュエマでどれだけケアしてもトリガーでひっくりかえされるのに似てますね。因みに僕はラス盾2 盤面 永遠2体 +SA化したデルフィンを立てていた状態からMRCに二枚条件かつそれしか返せないはずのオーダー2枚で負けたことあります。要するに読み合いは良いことだけどしないで済むならしないほうがいいのです。これを「処理」と呼びます。無論、処理に慣れすぎてると格上に勝ちにくくなりますがね。読み合いは間合い管理などが主とした要素。強キャラという連中は軒並み、少ない読み合い回数で勝てるようになっています。弱キャラにはそもそも、処理できるだけのスペックがなく不安定かつ不利な読み合いを何回もやって全部勝つことが条件になります。
3
キャラ対策に関しては別の機会に詳しく述べたいところですが、強キャラ(簡単お手軽)は人口が多い分、メタられがちです。ですが、キャラパワーはありますので有象無象のキャラの対策量を少なくできる恩恵があります。プラマイで考えて簡単お手軽強キャラを使わない理由はないでしょう。
4
簡単(強キャラ)はそのテンプレ行動とも言うべきものがわかりやすくなっております。他人のプレイ動画を見てすぐに真似ができる&一定の動きが可能となる事ですね。遠野志貴ならば溜めJCでの立ち回りとか起き攻めのセットアップなど。スマブラならベヨで空Nを主に使うとかその様な立ち回りの主な行動の事です。テンプレすらわかってないと滅茶苦茶な立ち回りになって狩られます。
同時に、安定行動も多く確立している事が多いです。〇〇の時にーーするなどほぼ確実にリスクがなく安全な行動でローリターンを得ていくことを指します。安全行動をすることは大事ですが勝つためにはこの安定行動を潰していく動きや考え方を身に着けなければなりません。
最後に拒否についてです。スマブラだとバースト拒否とかいいますよね。簡単なキャラは相手キャラの主な択等を拒否する動きが強い場合が多いです。拒否すればするほど被弾率が下がりますので必然的に勝つことに繋がります。翼があるリム、凶悪な竜巻による固めとワープによる逃げを持つ布都や盾、浮遊などを持つイザナミ、雷設置のAACCロアなどですね。まぁ、後者2人は極めて難しいのですが…。