強さと上手さの違い
どっちも同じようなもんじゃないの？と思われるかもしれませんが両者は結構、異なります。
上手い……理論に適った行動を、試合の最中に選択できる 例 対空など
強い……実践に基づいた行動を、目に見える結果として体現できる 例 操作精度 火力、読み合いなど
理論に適った行動とは、システム的に最善である行動を実行すること。ライン攻めを礎とした立ち回り理論の構築、相手の攻撃判定を把握し位置取りをする、フレームを事前に調べて確定行動か否かを明確にしておくなどといった知識全般のこと。知識からくる事が多くて練習や訓練で向上自体はできる。
実践に基づいた行動とは、実現可能な範囲で勝ちに繋がる行動を選択するスタイルのこと。
火力とコンボ、操作精度や反応速度は高ければ高いほど勝利に直接結びつく。また、選択肢の列挙や取捨選択などが必要となる読み合いなどのこと。これは、見えにくいタイプの能力で向上させるのも難しく時間がかかる。
強いけど下手とかうまいけど弱いって言われるけど、両立は難しいかもしれない。けど、どれだけ上手かろうがそれ単体のみで勝つことはできないでしょう。武器を上手く扱えようが相手を倒しきれなきゃ意味がない訳です。強さに関してもそれだけで勝つ事自体はできるけど、壁にぶつかると知識がないから伸び悩んでしまったりとかがある。
当然、両方上げればいいだろと思われるかもしれませんが、強いから勝ってるっていわば、ブッパでその試合試合を勝っているだけともいえます。極論ですけどね。格上が相手なら自分の強さが役に立たなくなるときもあります。よって、遠回りかもしれないし、すぐには身につかないかもしれないけれども基礎を磨くことが必要だと思います。その為には、フリー対戦で勝ち負け気にせず自らの理に沿って軌道修正しながら情報収集していくことをオススメします。
