猿猿日記

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【考察】魅音は何故、無様な命乞いをしたのか?【ひぐらし】

魅音は何故、無様な命乞いをしたのか?

 

ひぐらし皆殺し編にて何故、魅音は殿を務めたのにも関わらず、最期に情けない命乞いをしたのかという点についての内容となります。

 

臆病だからでも空気が読めない訳でもないでしょう。また、彼女の場合は、卑怯な手段も誇るべき策の一つである努力の結晶だとする考えがあるようですから打算的な意味合いだったのでしょうか?否、単刀直入に申し上げると【罪滅し編での圭一との約束】があったからです。

 

え?約束って?となる方もいらっしゃると思います。なんと、アニメ版ではこちらカットされているんですよ。アニメ版は他にも、鬼隠し編のプロローグではにかむ君が好きだったっていう台詞や共通ルートでの沙都子の両親の伏線、魅音と詩音の入れ替わりや祭囃し編での梨花の時止めとジジ抜きを踏まえた今迄の旅路の【答え】を出すシーンなど重要なところが多くカットされております。いや、ジジ抜きのやつはカットしちゃ駄目だろ…そこ、作品のテーマなんだからさぁ…。

 

一応、「俺は仲間を二度と疑わない、だから許してくれ」の後に不自然な間があるのでその時に言ったんだと信じたい…。 

 

 

さて、肝心な内容は「いつか魅音になにかの不幸が訪れたら、俺は絶対に命を賭けて助けるからな」というものとなります。

 

圭一はその命を落として迄、自分達を守ってくれたから、自分もまた命を賭して守ろうとしたのではないでしょうか?只、それは羽入らが言うような蛮勇ではなくて、死にに行くつもりはなかったんだと思います。圭一との約束通り守ってもらった命をフイにしたくなかったのではないでしょうか?ループする梨花や沙都子などと異なり、死ねば終わりですから。例え、別のカケラのことを完全に理解したところでその「魅音」はいなくなってしまいます。そのようなことはあずかり知らぬ事なので。命を大切にする気持ちが出てくるのも分からなくはないでしょう。